






北面の瓦が凍ててボロボロの状態でした。凍て瓦の枚数が多いこともあり、新しい瓦に葺き替えました。瓦が凍てる(いてる)というのは文字通り凍り(こおり)つく現象のことで、気温が下がってあまりにも寒くなると瓦が凍っちゃうんです。
なぜ瓦が凍てると割れるのかというと、瓦は土を高い温度で焼いた屋根材なんですが、多少は水分が瓦に浸透します。あまりにも気温が下がると瓦内部に浸透した水分が凍り、気温が上がると水分が溶けます。その水分が蒸発する前にまた気温が下がって凍ります。この繰り返しによって瓦に浸透した水分の体積が増えて膨張し、それによって瓦が割れてしまうんです。
日照時間の短い北面など、日差しがあまり当たらない所は水が蒸発しにくいですから凍てやすいですよね。凍てやすい瓦は父の時代に生産された瓦が多いです。現在は瓦の性能も良くなりましたので、凍てなどは大丈夫だと思います。今回も綺麗に仕上がりました。

瓦の後藤では、とにかく丁寧な仕事にこだわっています。100%自社にて施工し、全日本瓦工事業連盟が推奨する「ガイドライン工法」を用いて、最後まで責任を持って丁寧に施工しています。屋根に関する事なら何でもお答えします!
無料で屋根の診断も致しておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。
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